1973年04月30日
青海黒姫山
 
単独
 
高田   登山口  
登山口   高田  
頂上直下      
 
 車で出発。
 青海電化口から入るのを間違えて、市振まで行ってしまい、引き返した。
 電化の中を通り抜け、青海川沿いに車を走らせる。左手、川を挟んだ向こう岸は、発破で崩された山肌が、むき出しになっている。
 登山口付近で、地元の農民に車を止められた。山菜取りと間違えられた。事情を話し、通過。
 橋を渡った所で車を停め、ここから歩くことにした。眼の前に大きな岩が崩壊し、落ちてきていたのが見える。ひどい崩れ方だ。
 サワガニ新道。これが、登り道だ。ニリンソウが咲き乱れている。中にサンリンソウも見える。登りは急だ。ジグザグに登って行く。スハマソウが樹下にたくさん見られる。花はもう終わっている。
 道が崩壊堀にぶつかる。分からない。渡ってみたが、ダメ。戻る。上へ登ったら、右手にあった。ホッとため息。
 急坂を登り切ると、道はトラバース気味に緩坂になる。周りはユキツバキの群落。陽が熱い。冷たい清水でのどを潤す。
 残雪が見られる頃、山はまた急坂に変わる。相当の雪だ。頂上はもうすぐそこだ。
 しかしだ。残雪で登り口が見つからないのだ。30分ほどあちこち探したが、結局諦め、下山。残念。
 
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