1990年04月30日
火打山
杉本敏宏
 
火打山での写真
 
高田 6:20 火打山 12:30-12:45
笹ヶ峰 7:30- 7:45 高谷池 13:20-13:40
林道 8:00 黒沢川 14:50-15:00
黒沢川 8:30- 8:40 笹ヶ峰 15:40-16:00
十二曲上 9:10- 9:15 高田 17:10
高谷池 10:30-11:00    
 
 
 本来、29日に行く予定だったが、雨のために1日延期。そのため、同行者がなく単独となる。

 
 残雪が少なく、黒沢川まで歩き。橋を渡ってスキーを着けてみたが、ブッシュがひどくとても進めないので、十二曲は歩いて登る。
 
 稜線は、既に岩が出ていて、そのまま進む。コメツガの林に入ってようやくスキーで歩ける状態になる。富士見のあたりで後ろから勢いよく歩いてくる2人づれがあり、追い越されてしまう。
 
 トラバースは、50m程行って斜滑降で下りる。他の登山者は皆、そのままトラバースしている。結局、例の2人組を追い越して、ヒュッテには先に着く。
 ヒュッテでは丁度、最近始まったアップダウンレースが、真っ最中。しばらく観戦する。早い昼食を食べ、頂上目指して登る。
 
 どうも、調子が今一歩。あえぎながらゆっくりと登る。長いトラバース気味の登りが終わるといよいよ最後の登り。北からの風がすごい。この風ではとてもスキーでは無理と判断し、デポして登る。
 
 頂上は、風とガスで何も見えず。すぐに下山。
 
 デポ地からスキーを着けて下る。雪の状態が良くない。斜面が例年より急に見える。
 
 ヒュッテに着くと、丁度築田氏が出ていくところ。
 トラバースの始まりまでスキーで下り、歩いて長いトラバースを登る。登りきってからスキーを着ける。ここからは、快適な斜面が続く。やがて二つ沢を過ぎ、コメツガの林にはいる。稜線の岩場は、スキーを担いで下りる。十二曲を見おろすと、ひどいブッシュの中を2人のスキーヤーが下りているのが見える。とても手に負えないと思い、引き続き担いで下りる。結局そのスキーヤーを追い抜いてしまった。
 
 黒沢川で一服。ここからぶな林の中をブッシュをよけながら滑る。林道から下は、もう滑れない。
 
 駐車場へ車を取りに行き、登山口の小川で泥の付いた靴などを洗う。そして、帰宅。

 
1990年の記録