2007年8月6日
関田峠〜黒倉山・鍋倉山の
登山記録 |
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関田峠〜黒倉山・鍋倉山での写真 |
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自宅 |
8:30 |
黒倉山 |
11:45 |
関田峠 |
9:25-9:35 |
関田峠 |
12:45-12:55 |
黒倉山 |
10:35-10:45 |
光原荘 |
13:05-13:45 |
鍋倉山 |
11:00-11:25 |
やすらぎ荘 |
14:15-15:00 |
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自宅 |
17:00 |
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月曜定例の議員団会議を翌日に変更したので、思わぬ時間が取れた。妻も「今日は休み」というので、前々から行ってみようと思っていた、黒倉山と鍋倉山へ行ってみることにした。「新婦人新聞を配ってから」というので、遅い出発になった。
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関田峠の長野県側で舗装改良工事をしていた。わずかだが幅員も広がっているようだ。その工事用車が数台しか停められない駐車場をほぼ占領していたが、わずかに一台分の空きがあり、そこに停めた。工事車両特有の油の臭いが漂っていた。
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黒倉山までは約2.2qである。関田峠が約1115mで、黒倉山が1242m、鍋倉山が1268.8mだから、標高差は150mほどだ。足慣らしに歩くには丁度良い。
少し登ると緩やかな下りになる。茶屋池へ降りる道が2ヶ所ある。下りきったところの分岐が、このコースの最低部で1000m丁度である。あとは「ひたすら登るのみ」だが、緩やかな起伏のあるブナ林の稜線漫歩である。時々左手の切り開かれたところから光ヶ原が望まれる。
クビキカンアオイだろうか。白い斑入りと無いのがある。きっと春は、ギフチョウが舞っていることだろう。そんなところにアサギマダラが一頭、ヒラヒラと舞い出してきた。ゆっくりではあるが、樹間を停まることなく飛び回るので、ついに写真に収めることはできなかった。
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黒倉山の頂上は、北側の林が切り開かれていて、頸城平野方面の眺望がよいはずだ。というのは、ガスっていて、遠望が利かないかったのだ。いくつものオニヤンマが勇壮に飛び交っている。二本の標柱の標高が違っていた。
鍋倉山へは南南東に下る。鞍部が約1210mなので30m下り、そこから約50m登れば鍋倉山頂である。山頂から南西に、斑尾山に続く信越トレイルが延びている。南東にまっすぐ伸びている道は行き止まりで、飯山方面を眺望する展望台になっている。信濃川がうねって降りてくる姿が龍のように見える。これは高校生の頃、五月に生物部で「雪虫」採集で登った時の印象だが、そのままの姿を霞の中に見ることができた。
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ミヤマカラスアゲハの蝶道になっているようで、頻繁にやってくる。ミドリヒョウモン、メスグロヒョウモンなども時折姿を見せ、行き交っていたオニヤンマが近くの小枝に泊まったりする。入道雲を背景に猛禽類が二羽。自然をゆっくりと堪能しつつ、関田峠へ戻った。
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光原荘。丁度1年前、運営会社が倒産した施設だが、元気に営業していた。名物の流しそうめんをいただく。円形の流路を清水が流れていて、そこをそうめんが流れるのである。「10℃の冷たい水が麺を引き締めてくれます」と店長。確かに旨い。
来る時は関田からだったが、帰路は久々野に下り、やすらぎ荘で入浴。ここは泉質の違う二つの温泉に入れる。休憩所で休んでいると、見ず知らずの人に、「杉本さんでしょ。テレビで見ていますよ。がんばってください」といわれてびっくりした。 |