2009年05月04日
沼の原湿原(斑尾高原)を歩く
杉本敏宏、杉本定子、美穂、深雪
 
斑尾高原での写真
 
自宅 10:07 希望湖 15:32-15:45
斑尾観光会館 11:00-12:07 野尻湖入口 16:11
沼の原湿原入り口 12:15 野尻湖立が鼻 16:47-17:18
湿原中央ベンチ 12:45-13:17 中央病院 18:08-18:51
沼の原湿原入り口 14:37-14:40 自宅 19:00
斑尾観光会館 14:45-15:26    
 
20090504 斑尾高原 ルート図
 
 「娘たちが帰ってきたら、沼の原湿原へ行こう」と計画していた。
 
 斑尾高原へ行くにはいくつかのルートがあるが、今回はR292から入ることにした。湿原の入口は車でいっぱいだった。さすが大型連休というか、ミズバショウの最盛期というか。仕方なく、駐車場ではなく路肩に停める。
 
 秋に来たときには、ススキの原だったが、それが雪で倒され広々とした原っぱが広がっていた。枕木の廃材を利用した木道が敷設されている。黄色いリュウキンカの花の先端が少しづつ白くなっているが、これは花が終わりになってきたため。「ここのミズバショウ、花が小さいね」とは、娘たちの言。確かにイモリ池のそれよりも小さいのだ。笹ヶ峰の奥のものからすれば、イモリ池のものだって小さいのだから、そんな大型に慣れていると「小さいね」となるのだ。
 「水芭蕉の花が咲いている」で有名な尾瀬も、ミズバショウの時期は、花の種類が少ない。ここも例外ではない。もう少したつと、カキツバタやトキソウなどの花も咲く。「しょっちゅう来なくちゃだめだね」ということ。
 
 途中の大地で持参したものを広げて昼食。
 
 木道はそこからさらに続く。ネコノメソウ、ハクサンイチゲ、ユキツバキ、タムシバ、テングスミレ、スミレサイシン、それに何種類かの桜の花が見られる。一回りするのに結構時間がかかった。
 
 いったん観光協会の建物に戻り、くつろぐ。そして希望湖(のぞみこ)へも行ってみようということに、農業用水の貯水池である。陽が西に傾き、風が冷たくなる。
 
 帰路は妙高高原へと下る。途中から、「一度通って見たかったんだ」ということで、野尻湖へと足を伸ばす。
 中心街の東はずれに出る。そこから野尻湖を一周する。野尻湖も立が鼻付近へは行くことがあっても、東岸や南東岸へは、めったに行かない、周遊道路とはいっても、湖から離れて高台を通ったり、起伏に富んでいる。湖越しに妙高山を望まれる所もあってなかなか良い。学者村などは、良い雰囲気の別荘地?だ。
 
 カーラジオで、「高速は渋滞」といっていたので、国道18号で帰ることに。それも途中で「渋滞」しかかるので、妙高のトマトから裏道を行く。こちらの道は娘たちも初めてで、いつもと違う妙高山に感嘆していた。

 曇り空ではあったが、快適なハイキングだった。