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帰路をどうするか。沢をのぞいて顔色をうかがって、大丈夫そうなら降りてみようと決め、下山に。 |
頂上稜線は快適ですね。さして沢への降り口。3本のブナに目印の赤丸が着いています。10mほど降りた台地から下を見ます。不安と「行って見たい」が交錯しているようです。「滑っても止めるから」と先に降りて待ちます。おっかなびっくり、へっぴり腰で降りはじめたのですが、そこは雪国育ち、すぐにコツをつかんだらしく、どんどん降りてきました。こういう時が危ない。と思っていたら転倒して滑ってきたので、ガッチリと止めました。それを見ていても余り不安そうでもないようです。「端に寄ると危ないから、できるだけ真ん中を」などと声を掛けます。 |
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15分ほどで傾斜が緩くなり、もう安心です。あとはどこで沢筋から抜けるかです。やぶこぎはイヤですからね。広い平らな残雪があり、そこを左に行くと、丸太の階段が見えました。巻いて行くと更に階段があり、それを登ると明神コースへの分岐でした。もうキャンプ場は目と鼻の先。 |
下りはちょうど1時間。雪の沢を始めて下って、ちょっとしたスリルも味わって、みな満足げな顔をしています。 |
メンバーの行きつけの店を早く開けてもらい、その後は大「はばきぬき」でした。 |