当初は数人で登る予定でしたが、いろいろな状況で結局、妻との二人旅になりました。
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高速を松本で下り、R158から乗鞍高原観光センターへ。ここでバスに乗り換え。駐車場に着いた時すでに、バスは待機していて発車寸前。あわてて乗り込んだため、車に幾つか置き忘れてしまいました。
畳平に着いた頃、上空に雲が広がってきました。松本地方の天気予報は、「曇のち晴」だったはずなのですが。
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コロナ観測所と肩の小屋へ荷揚げする車道が登山道です。山で広い砂利道を歩くのは、好きではありません。ハイマツの上をホシガラスが飛び交っていて、枝に停まっては盛んに実をついばんでいます。冬への準備でしょうか。ガレ場にコマクサが最後の花をつけていました。バスから見たナナカマドは緑の葉に赤い実が印象的でしたが、この辺りのものは赤が弱い。
肩の小屋の付近には、名残のイワギキョウやアオノツガザクラがあり、ほとんどが萎んでしまった中に時々瑞々しいトウヤクリンドウがあります。鮮やかなハイマツ帯の緑が広がり、大雪渓の残雪がわずかに残っていますが、これは初雪までに消えてしまうのでしょうか。
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剣ヶ峰に近づく頃、風が強まり、ガスが流れ、時々ポツポツとあたってきました。ガスの切れ間から見える景色が鮮やかでいいですね。雲の様子から雨になりそうなので、降りることにする。
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肩の小屋で休み、外に出ると強めの雨が降ってきたので、傘を出しました。風が強いので、ズボンが濡れ始めましたが、雨具を出すほどではないなとそのまま行くことにしました。来る時に下を巻いた富士見岳に登るかどうか躊躇しましたが、「今度いつくるか分からない」ということで、登ることにしました。
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畳平のバスターミナルで休憩。そしてバスで観光センターへ。バスの道中は激しい雨になっていました。観光センターに飛び込んで雨宿り。小雨になったのを見計らって車に乗り込みました。
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どこの温泉にしようかなと思いましたが、市営の銀山荘にしました。風呂は貸し切り状態で、これで儲かるのかなと思いました。大広間でゆっくりとくつろぐことができました。
ふれんず岡崎さんにご挨拶し、雨の中を帰宅しました。
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