2011年05月08日
若水会で南葉山へいってきました
若水会(7名)
 
南葉山での写真
 
自宅 6:25 南葉山頂 11:23-12:12
寺町駐車場 6:40-7:04 降り口 12:34
南葉高原キャンプ場 7:25-8:09 南葉高原キャンプ場 13:56-14:09
水場 9:17-9:43 三景 14:35-18:30
展望台 10:13-10:34 自宅 19:00
 
20110508 南葉山 ルート図
 
 この時期、若水会で南葉山へ登るのは2年連続です。何か恒例になりそうです。

 
 雨が心配されていました。南葉高原キャンプ場の手前からポツポツとあたりだし、駐車場に着くころには強い風を伴った強い雨に変わっていました。まあ、それでしばらく車の中で様子を見ることに。窓に白いものが落ちていくのが見えます。霰のようですね。
 
 突然、青空が広がりだしました。大急ぎで身支度を整え、出発です。上空の雲の流れは速いので、午前中が勝負ですかね。キャンプ場内もまだ残雪がいっぱいです。広場の先の沢を渡ったところから「雪上歩行」ですが、さすがに雪国生まれの若水会会員ですね。しっかりとした足取りで登っていきます。雪があるということは、夏道が見えないということ。それで思いっきり真っ直ぐに登ることにしました。メンバーの状況を見ながら、休む場所を確保しながらですが。
 4合目手前あたりでまた急に風雨になりました。合羽を着ての登山は若水会では久しぶりですかね。その雨も水場に着く前に止んでくれました。雨が止めば、やはり5月の山です。一気にすがすがしさが広がり、押し寄せてきます。水場へはちょっと行けませんでした。
 
 木落としの坂は比較的大きなブナの林です。急傾斜ではありますが、ブナの根方をうまく利用すると楽に登れます。展望台へは真っ直ぐに上がりました。ここで3人組が追いついてきて、追い越していきました。高田平野の見晴らしがいいですね。
 もうここからは緩やかな登りです。ワイワイガヤガヤ話が弾んでいるということは、少し楽になったからでしょうか。身体は正直ですね。この頂上稜線の残雪は2〜3mでしょうか。でもそんな中で、ブナは芽吹いているのです。そのブナにも個性がありますね。緑の葉を広げているもの、鞘を落としてようやく茶色の芽を出したもの、まだきちんと鞘に収まっているもの・・・実にさまざまです。
 頂上手前で先に行った3人組が降りてきました。早いですね。
 
 頂上の残雪は未だ5mはあったでしょう。風の関係で雪庇状の雪に凹地ができていて、そこが風が当たらず、陽だまりになっています。そこで休むことにし、早い昼飯にしました。妙高山も火打山も霞んではいますが、ちゃんと見えています。
 
 下りですが、結局は昨年と同じ沢を下ることにしました。昨年と違うのは、今年の雪は少し硬いし多いということです。でもまあ、転んでも勢いがつく訳ではありません。それでも先に下りて「いざ」に備えていました。
 雪が多いので、沢はずっと下まで降りれました。変なところから夏道に戻ろうとするとひどいやぶこぎになりますが、多い残雪のおかげで楽をさせてもらいました。若干の緊張と面白さと山の変化を堪能しつつ、キャンプ場に着きました。
 
 高田の街に下りて、ハバキヌキ。こちらも大いに盛り上がりました。

 
2011年の記録