遊歩会の今年(2013年)最初の計画は、諏訪市にある守屋山である。諏訪大社の御神体とされている山だ。63名が参加した。
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天気回りが最悪だった。天気予報では「雪」マークが付いていた。それがまさに現実のものとなった。
高田でも霙だったが、妙高市に入ると雪になり、中郷や妙高高原では本格的な雪になった。バスガイドは「飯山豊田を過ぎると、この時期なら長野はいいはずなんですがね・・・」と言っていたが、その長野も雪。松本から諏訪にいたって、いよいよ「登るかどうするか」が問題になってきた。諏訪のサービスエリアで協議した。
せっかく来たのだから、杖突峠まで行ってみよう。そこの雪の状況で、キャンプ場まで行くかどうかを決める。その上は、この雪と、参加者の力量からして無理だから登らないこととする。以上のことを1号車は河内が、2号車は杉本が話をする。
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杖突峠では数cmの積雪だった。キャンプ場までの登山道は一直線に登っていて、この雪では難しいだろう。林道が登山道を縫うようにジグザグに登っていて、道幅が広く、さほど危険がないようなので、「登山道ではなく林道をキャンプ場まで行ってザゼンソウをみてこよう」ということになり、出発した。
みなさん雪国で生活しているのだが、登山靴で雪の上を歩くのははじめての経験だという参加者が多い。木々が雪化粧した姿に感動する人もいた。
キャンプ場付近では10cm程度の積雪だった。お目当てのザゼンソウは雪に埋もれていて、わずかに青い葉が見えているだけだった。それでも中には雪から顔を出しているものもあった。
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杖突峠に戻り、諏訪大社本宮を参拝する。「行ったことがない」「行ってみたい」という声があったので、当初から予定していたものだ。さすがに荘厳な社である。
そして、片倉館で汗を流した。
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この日、軽井沢辺りでは10数cmの積雪になり、高速道路が通行止めになったという。実に人騒がせな「異常気象」である。
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