天気予報によると「晴れ」は今日23日だけのようなので、黒倉山・鍋倉山へナベクラザゼンソウを見に行ってきた。昨日、写真展で会った知り合いに咲き具合を聞いたところ、「ちょうど良い頃だ」ということだった。
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出かけた時間が遅かったためだろうか、関田峠の駐車場は満杯で、路上駐車を余儀なくされた。思っても見なかった状況である。「長岡」「長野」「新潟」のほかに「姫路」などというナンバーまであり、飯山市内の宿泊施設のマイクロバスも停まっていた。信越トレイルも全国区になったのだろうか。
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下の方では青空が広がっていたが、上空はまだ雲が空を覆っている。昨夜までの雨で、落ち葉が濡れていた。そんな中にギンリョウソウが頭を出していた。
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結構いろんな花が咲いている。それらの写真を撮りながら、黒倉山へと向かう。新しい足跡はあるが、頂上直下で夫婦連れに出会っただけで、黒倉山についてしまった。
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鍋倉山へ向けて下ろうとしたら、強い獣臭がする。クマだろうか。これだけ強いということは、今朝方なんだろうな。出てこないようにと思いつつ、鍋倉山へ向かう。ここの頂上も無人。ようやく雲が切れ、陽が射してくる。
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下り始めると3人連れが上がってきた。旧道を降りて合流するところで夫婦連れ。そして久々野峠の手前で10数人の団体に出会う。黒倉山の頂上にはイヌを連れた男性がいた。イヌは連れてきてほしくないなと思いながら、やんわりとそんな話をしてみた。
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黒倉山を下っていくと、もう一組の夫婦と出会った。その先でまた10人ほどに団体とすれ違った。しばらくして後から走ってくる青年がいた。「どちらまで行って来ましたか」「仏ヶ峰まで行って戻ってきました」「早いですね」「ええ、まあ。先を急ぎますので」「気をつけて」
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筒方峠の沼には、親子がモリアオガエルの卵塊を見ながら話をしていた。
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「関田峠0.3Km」の所から茶屋池方面に降りてみる。いつもは「草原」だったり「湿原」だったりする所が、大きな池になっていた。それだけ今年は雪が多かったということだろうか。
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関田峠の車は、さらに増えていた。梨平峠へ向かうトレイルを、光ヶ原分岐まで行ってみてきた。こちらの方は花が少ないようだ。
光原荘で喉を潤してから、家路についた。
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