「信州山歩き地図」を見ていて、気になっていた山に、小布施の東にある雁田山があります。標高はわずか759mしかありません。そんな山に登ってきました。 |
麓のおぶせ中国美術館にある町営駐車場に車を停めさせてもらいました。すべり山登山口から登り始めます。 |
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いきなりの急登です。すぐに一の岩があり、次の二の岩の手前で「展望台まで行ってきた」という夫婦連れが降りてきました。この日に出会ったのはこの二人だけでした。二の岩からの展望が素晴らしい。小布施の街の上に、妙高山、焼山、黒姫山、飯縄山そして北アルプスの峰々まで遠望できます。 |
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急登が終わって緩やかな登りになると、右手に鬼のつぼやがあるので、行ってみました。あるという祠が見当たりませんでした。登山道に戻って登ると、すぐに雁田山の頂上でした。この頂上、途中の案内標識はすべて「反射板跡」となっています。3つの大きな礎石が残っていました。
雁田山から千僧坊までは4つのピークが連なる緩やかな稜線で、途中に物見岩、姥石などの巨岩があります。 |
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雁田山からいったん下って登り返したところが展望園地。風雪に耐えた東屋があります。ここで昼食。西側の樹木が伐採されていて、素晴らしい展望です。 |
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千僧坊からは急な下りで、岩松院からの登りはかなりきついなと思います。どんどん下っていくと、空堀のようなものがあって大城に着きます。尾根を切って城の守りを堅固にしていた名残でしょうか。その下の小城は見事な石垣で囲まれています。その登城口と思われる石段から下に下ります。 |
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ほどなくつつじが咲き誇る岩松院に着きました。墓地を上がったお堂に福島正則の墓石があります。 |
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道中、いろんな花々が咲いていました。 |
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