2015年11月12日
鍋倉・黒倉山
(なべくらやま=、くろくらやま=)
2人
 
鍋倉・黒倉山での写真
 
自宅 8:23 黒倉山 12:26-12:32
柄山口駐車場 9:09-9:19 見晴台 13:21-13:34
見晴台 10:34-10:37 柄山口駐車場 14:27-14:32
久々野峠 11:12 やすらぎ荘 14:44-15:51
鍋倉山 11:32-12:05 自宅 16:30
 
20151112 鍋倉・黒倉山 ルート図
 
 天気予報で「12日は晴」という予報が出ていました。ちょうどこの日は、母はデイサービスですから、昼食の用意をしなくて済みます。
 それで、計画していて行けなかった柄山口から関田山脈(信越トレイル)の鍋倉・黒倉山に行ってきました。

 関田山脈北側の越後の村々から、関田山脈の各所の峠を経て飯山へというのは、かつての主要な交通路でした。それらの村々では、高田の街へ出るよりも飯山へ行く方が近かったのです。今でこそ間道になってしまいましたが、信濃との交流路である峠道は生活と切っても切れない重要路だったのだと思います。
 そうした峠道の一つ、板倉区の久々野から飯山へと抜ける久々野峠道を使って、柄山口から鍋倉・黒倉山を往復してきました。

 下部ではまだ紅葉真っ盛りという状況もありましたが、上部はすっかり葉が落ちてしまっていて、冬の到来を待ち構えているという風情でした。既に木々は葉を落としていて、その葉が登山道に降り積もっています。登りはまだ朝露などで湿っていましたが、下りになるとすっかり乾いて、歩くたびに「カサッカサッ」「ザザザッ」「ガザガザッ」と心地よい音をたてます。秋の山、独特の感覚です。

 そんな山を満喫し、下山後は「やすらぎ荘」で汗を流して来ました。
 柄山口駐車場を9:20に歩き始めて鍋倉山には11:30着。所用時間2時間10分である。黒倉山までは約20分。そして下りは約2時間。なめこを採ったりしていたから。普通に下りれば、1時間ちょっとだろう。
 見晴台からよし八池口に少し降りてみたが、道幅が狭く快適そうではないので戻った。紅葉が素晴らしいので、晴れ間を見て気軽に来れそうである。

 柄山口駐車場から見た火打山(中央)と妙高山(左)
 天気予報は「晴」だったのだが、この山の上だけ雲が覆っていたような感じだった。風がなかったので、熱くもなく、寒くもないという、快適な登山が楽しめた。
 ブナはもうすっかり葉を落としていた。  落葉が敷き詰められた登山道にブナの影
 落葉の中で存在を誇示するかのようなツルアリドウシの赤い実  野生のムラサキシキブは質素だ  ピンクの星にブルーの玉が載って。クサギか?
 今頃スミレが咲いていた  ツルリンドウ
 見晴台から  直江津方面と日本海も見える
 たわわに実をつけたナナカマド  アップしてみた
 鍋倉・黒倉山から降りてくる時、ふと目に留まったものがある。ブナの倒木に生えた「なめこ」である。少し開き加減ではあるが、食べるに不都合はない。何せ、楞が多いのだ。

 小さな買い物袋しかなかったが、満杯になった。採ったのは、2/3くらいだろうか。今にして思えば全部取ってくればよかったと思う。手袋もナイフもベトベトになってしまった。

 帰宅して早速、一部を味噌汁にして食べた。やはり天然もの。美味。

 一度では食べきれないので、残りを保存することにした。ほぼ4等分し、ゴミを除去するために、水洗する。

 一つはそのまま冷蔵。
 もう一つはそのまま冷凍。
 あとの二つは、軽く塩ゆでして冷凍。

 何日か、楽しめそうだ。
 もう、春の準備が始まっている  ヒメアオキかと思ったが違うようだ。調べてみないと・・・。ヒメモチかも?
 ブナの実=イガだ。今年は豊作らしく、たくさん落ちていた。
 イガが弾けて飛び出した実。香ばしくておいしい。ただし食べ過ぎると下痢する。
 乾いた落葉は歩くたびに、ザザッザザッと乾いた音がする。  見晴台から見た北陸新幹線。脇野田を通るためにこんなにカーブ(蛇行)しているのだ。
 コミヤマカタバミの実。
 触っても弾けなかった。
 名前を調べないと・・・。
 クサギの実のようだ。
 真っすぐに伸びたブナ。
 美人林以上の美人。
 このツルリンドウは15個ほどの実を着けていた。  マユミだと思うのだが、ちょっと違うようでもある。
 
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