大学に入学して最初に登った山が太郎山です。上田市の北にある標高1164.3mの山で、山頂直下に太郎山神社があります。学生時代にともに活動した仲間が「会おう」ということで、別所温泉に集まることになりました。集合時間までの間に登ってきました。実に50年ぶりです。 |
「繊維学部の正門から染谷ヶ丘高校の前を通り、山口部落の奥の登山口から登った」というのが、当時の記憶です。その表参道登山口は、高速道路の太郎山トンネルの入り口の脇にありました。平日というのにすでに数台が駐車していました。 |
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「道しるべ 太郎山表登山道 五丁丁石」という石造りの小さな祠が、参道脇に置かれていました。二十三丁まで確認しました。昔はなかったなあ・・・。 |
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石造りの鳥居、十四丁丁石が置かれていました。 |
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二十二丁丁石には、牛伏コース分岐の看板が立っていました。
朱色の大鳥居の下に二十三丁丁石がありました。 |
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石の階段を登ると、太郎山神社です。 |
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社殿の右手から裏に回り、ちょっと下って登り返すと太郎山山頂に出ます。中央にデーーーンと方位盤が置かれています。 |
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あいにくの曇り空で、北アルプスはおろか、近くの山々も見えません。塩田平の奥、別所温泉付近にだけ陽が射していました。 |
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いったん神社まで戻って、広い裏参道を下ることにしました。裏参道の所々には「太郎山民俗遊歩」という看板が立っています。これは勉強になります。頂上で出会った人は、「裏参道の方が花が多いですよ」といっていましたが、その名残が見られました。 |
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もうすぐ車道かなと思う頃、地面に大きな豆の鞘のようなものが落ちていました。「サイカチ」という木の実だそうです。初めて見ました。 |
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車道に出て、山口部落まで下り、停めておいた車まで戻りました。 |
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