5日、鍋倉山・黒倉山へ、板倉区の柄山集落の奥、柄山口から往復してきました。ここ数年、残雪期は飯山側から、晩秋は柄山口から登ることにしています。雪の状態が良ければ、残雪期にもこちら側から登ってみたいと思っています。 |
当初は4日に予定していました。それが天気予報では雨。翌5日は晴れ。3日は小春日和の暖かい日でしたから、この天候の急変予報は、にわかに信じられないものでした。それでもその「晴れる」という予報を信じての予定変更でした。 |
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登り初めは曇りでした。それが徐々に雲がはれ、下山するころには、青空に変わりました。
【もう、春の準備が・・・。】 |
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例年は、紅葉真っ盛りの時期なのですが、21号・22号と続いた台風と4日の雨のためだと思いますが、ブナの葉はすっかり落ちて、登山道を絨毯のように埋めていました。ブナの白い幹と樹下で黄葉しているカエデ類とのコントラストが良い。 |
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登るにつれて、時々陽が射すようになってきました。 |
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キノコ採りの人が追い越していき、しばらくすると「鍋倉まで行ってきたよ」と、下ってきました。ペシャンコだったザックが、丸々と膨らんでいました。 |
久々野峠に出る手前から、鍋倉山の斜面が白くなっているのが見えます。そして、足元の枯れ葉に白いものが・・・。今シーズン初めての雪です。 |
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鍋倉山の登山道は、すっかり雪に覆われていました。多いところでは数cmです。その雪が解けた所では、道はグチャグチャの泥んこ道。10人分くらいの足跡がありました。日陰に入るとさすがに寒い。 |
すっかり晴れて青空が広がった鍋倉山の頂上で昼食。 |
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雲海の上に、白雪をまとった妙高山・火打山が、浮かんでいました。 |
久々野峠から黒倉山を往復し、登ってきた道をひたすら下ります。登るときには湿っていた落葉が、暖かい日差しで乾き、歩くたびにカサカサッ、カサカサッと心地よい音を立てます。 |
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下山後は、久々野のやすらぎ荘で汗を流して帰りました。 |