遊歩会の定例登山で、長野県青木村にある子檀嶺岳に登ってきました。
予定では青木三山の内、子檀嶺岳と夫神岳に登る予定でしたが、台風21号の影響で午後から雨になり、夫神岳は登山口のマルベリーキャンプ場まで行って引き返してきました。 |
青木三山はいずれも、どこから見ても三角おにぎりを立てたような円錐形をした特徴的な山です。標高は1200m前後ですが、急峻な登り甲斐のある山です。
麓の村々では、そばの花が満開を迎えていました。そして庭先には様々な花々が咲き乱れていたのでした。ところが、登山道には花らしいものがほとんど見えませんでした。季節が悪かったのでしょう。杉と檜、それに唐松の林ですからかもしれません。 |
子檀嶺岳の山頂には祠がありました。中学生たちが正月登山をしているようです。「積んである薪はその時のためなので使わないで」という趣旨のことが書かれていました。無雪期の学校登山がやられなくなっているのに「正月登山」をしている地域がまだ残っていたのでした。 |
急峻な下りでした。つづら折れが多少緩和してくれていますが、それでも急です。登山口の手前に柵がありました。「鹿、猪、熊の防護柵」だそうです。どこも野生生物の対策が大変なようです。 |
夫神岳登山はやめて、室賀温泉ささらの湯へ直行。緩い広大な斜面に造られていて、その高いところにお風呂が降りました。湯量が多く、肌がつるつるする湯で、飲用のコップが備えられていました。
外に出ると、来た時とは変わって、暴風雨になっていました。台風は関西を直撃しているというニュースが入ってきました。暴風雨が荒れ狂う高速道路をひた走り、帰ってきました。 |
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