2021年05月04日
鍋倉山
 
4人
 
 
自宅 7:27 巨木の谷入口駐車場 13:32-13:50
巨木の谷入口駐車場 8:54-9:14 湯滝温泉 14:18-15:32
稜線(久々野峠) 11:14 自宅 16:50
鍋倉山 11:41-12:36    
 
20210504 鍋倉山 ルート図
 
 今年初めての登山らしい登山です。関田山脈(信越トレイル)の盟主=鍋倉山(1288.8m)に登ってきました。
 巨木の谷入口の駐車場に着いて驚きました。道路の東側の駐車スペースはすでに車で埋まっていて、山側の方にも数台が停まっていたからです。鍋倉山・黒倉山には、この時期に何年も通っていますが、この駐車場がこんなに車で埋まっていたのは初めてのことです。小学生くらいの子連れの夫婦が、スキーで出発していきました。
 いつもは目の前の雪の急斜面を登るのですが、今年はこのあたり残雪が少なくすでにブッシュが出ています。計画では例年下山に使っている西の沢を登る予定でしたので、躊躇なくそちらに進みました。
 沢は、分厚い雪で埋まっていますが、下の方で水が流れる不気味な音がします。気分の良い音ではありません。
 前方にも、後からも何人もの人々が登ってきます。スキーを履いた人、スノーシューを着けた人、アイゼン装着の人、そして長靴の我々。雪はしっかりと締まっていて、ほとんど埋まりませんし、氷った雪も皆無。絶好の登山条件なのですが、体調はそうはいきません。
 鍋倉山・黒倉山の鞍部(久々野峠)に出ると、展望が開けます。東は遠く魚沼の山々が見えます。
 西側は、妙高・火打山の大展望です。午後になると霞んでいくことでしょう。
 鍋倉山の頂上に、こんなにたくさんの人(30〜40人)がいるのは初めてのことです。標柱が雪に埋まっていますから、おそらく残雪は2m以上ありそうです。その広い雪原に、それこそ思い思いに陣取って、昼食タイム。
 暖かい陽射しの下、5月の薫風を受け、至福のひと時でした。
 登山口で先発した子連れの夫婦。スキーで降り始めました。親もさることながら、子どもたちが見事な滑りを見せてくれました。うらやましいなあ!
 下山。今回は、黒倉山はパス。遠くでキツツキのドラムが鳴っています。
 雪が詰まった沢筋をそのまま下ることにしました。東に向かって、ほぼ一直線。駐車場に出る手前で、沢を進めなくなり、左岸の崖をよじ登って雪原に出ました。
 駐車場に入り切れなかったのでしょう、路肩に車が何台も停まっていました。
 田茂木池まで下りてくると、カメラマンが数人、三脚を立て、写真を撮っています。「絶景ポイント」なのだろうと、カメラを担いで行って見ました。
 道路脇には桜が満開。
 
 鍋倉山へ向かう途中、戸狩で小休止しました。
 車を停めた横の草原に、小さな白い蝶がヒラヒラと舞っています。
 「あの飛び方は、ツマキチョウかな」
 草むらに降り立ちました。間違いありません。メスのツマキチョウです。久しぶりの対面です。
 
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