遊歩会の2023年最初の企画です。上越心のふるさと道を33人で歩いてきました。
このコースは、遊歩会が創立して間もない1997年に歩いています。あれから25年。上信越自動車道ができ、当時は田園地帯だった所の多くに家が立ち並びました。何が変わって、何が変わっていないかを確認するハイキングでもありました。 |
上越心のふるさと道は、高田の金谷山のスキー発祥記念館から直江津五智の親鸞聖人上陸の地までの直線距離で約7km、金谷山の標高65mから海岸線まで徐々に下っていく、おおよそ6時間の道のりです。要所要所に道標が立っているので、迷うことはありません。 |
前日に日本海を東進していった低気圧が北海道東沖で猛烈に発達し、北海道では雪が降った所があり、上越でも強風が吹き荒れていましたが、比較的暖かい一日でもありました。 |
今年は雪消えが早く、残雪は見当たらず、「水芭蕉群生地」は、地元の人から「もう咲いていないよ」との忠告で、通過しました。代わりにイワカガミとトキワイカリソウが花盛り。 |
滝寺不動尊。「始めて来た。」という声。上杉謙信の祈願所ともいわれ、小さな割には水量の多い滝をメインに、大きな石碑が幾つも立ち並んでいて、荘厳な雰囲気を醸し出しています。さらに奥の「毘沙門堂」へは行かず。 |
愛の風公園は、年配の高田の人には、いろいろ思い出がある場所です。「小学校の時、遠足で来た」「スキーの練習をした」などなど。 |
埋蔵文化財センターでは上杉武将隊の歓迎をうけ、広場の草むらで、早めの昼食。 |
ここからが本日最初で最後、春日山神社下の駐車場までの「登り坂」です。駐車場からは、ここもあまり人が通らない愛宕谷へ。そして愛宕公園から林泉寺へ。「中に入るのは別の機会にご家族と」ということで、山門で合掌しただけ。 |
「春日山神社へは行くけど、春日神社は初めて」という高田直江津の人。春日神社は、奈良の春日大社から続く由緒ある神社です。ちなみに春日山神社は明治政府の富国強兵・忠君愛国政策に沿って興隆した神社。小川未明ゆかりの神社でもあります。 |
かつて「100本以上あった」といわれるかが街道の松並木も、今はもう数本を残すだけになってしまいました。「何とかならなかったものか?」時すでに遅しの感。 |
本日の最終目的地は、親鸞聖人上陸の地ではなく、五智歴史の里会館駐車場です。眼の前の居多神社に参拝し、記念撮影をして完了。 |
|