2023年05月01日
鍋倉山
 
3人
 
 
自宅 7:20 登山口駐車場 12:23-12:29
登山口駐車場 8:40-8:50 湯滝温泉 12:51-14:10
鍋倉山 10:38-11:39 自宅 15:25
 
20230501 鍋倉山 ルート図
 
 毎年この連休の間に、信越トレイル(関田山脈)の鍋倉山・黒倉山へ雪山登山に行っています。春の訪れを知り、自身の体力の度合いを知ることができる登山です。
 越後側上越市では稜線に続く道路を除雪をしないので、登るとすれば最奥の部落からということになり、まるまる一日の登山になります。信州側の飯山市では、南向きで雪消えが早いということもありますが、除雪車を入れて除雪し、4月29日には車で奥まで入れるようになります。
 ということで5月1日、富倉峠を越え、飯山市の温井(ぬくい)集落から関田峠に続く林道を登り、巨木の谷入口の駐車場に車を停めました。例年ならば除雪した雪が数mの壁を作っているのですが、今年は少雪だったのか、それとも雪消えが早いためか、なだらかな小山が残っているだけでした。
 平日にもかかわらず既に数台が駐車。遠くのナンバーの車もあります。準備をしながら、準備中の人たちと歓談。
 我々の計画は、雪が少ないだろうことを見越して「西の沢」から鍋倉山を往復すること。
 雪が少ないためいつもよりも藪が出ています。かき分けながら左岸を前進。沢の残雪には大きな穴が幾つも開いていて、ゴーゴーと聞こえてきます。こんなことは初めてです。適当な所で右岸に渡りました。渡れず引き返したグループもありました。
 ブナの木の根元は深い穴ではなく、広く浅く地面が見える穴です。いつもと様子が違うブナ林を、鍋倉山・黒倉山の中間の鞍部をめざしてゆっくりと登っていきます。鞍部に出る所はさすがに傾斜がきつくなりますが、雪が柔らかいため、しっかり蹴り込めば心配はありません。
 いつもは雪に埋もれて見えない鍋倉山山頂の標柱がほとんど見えています。
 頭上には青空が広がっているのに、車の中からくっきり見えた妙高・火打連山には霞がかかり始めていました。
 下りはスキーもボードもありませんが快適。アッという間に駐車場に着いてしまいました。これから登る人がまだやってきます。
 いつもの湯滝温泉で汗を流して帰宅。
 
ページトップへ 2023年の記録