1981年01月01日
南八ヶ岳
正月合宿(2日目)中山尾根
2人
 
 
BC 7:20 硫黄石室 13:55-14:05
中山乗越 7:45- 7:50 硫黄岳 14:30-13:35
取付 8:30- 9:30 下降点 14:45
終了点 11:40-12:30 BC 16:30
横岳 13:15-13:20    
 
 
 出発が遅れたが、ゆっくりと中山乗越に向かう。乗越でひと休みしていると、たくさんの人が来たので、取付へ急ぐ。昨年よりも雪は多く、倒木も雪の下になっていて歩きやすい。取付には、3パーティ(2人と5人と2人)がすでにいた。約1時間待たされる。
 宮腰トップで取り付く。正面はむずかしく、右手から登る。バンドを左上し、岳樺帯へ入る。右の核心部をはずし、左手の樹林帯をトラバースしてビレー。直上し、小岩を乗り越して、約20mでビレー。ここからコンテで約100m登る。そのまま第2岩峰下へ。追い抜いて、第2パーティになる。
 第2岩峰も宮腰トップで登る。中央ルートを登る。約10m直上し、ハーケンに付いた黄色いシュリンゲから、左手に約2mトラバース。5mルンゼ状を登るとハング。一気に抜ける。右手に右ルートを登ってくるのが見える。大同心、小同心がよく見える。
 そのままつるべで登る。40mいっぱいに延ばし、ハイマツの根で確保。さらに宮腰が、左手から回り込み、登る。最後のハングで多少苦労したようだ。エッジを越えて終了。コンテで主稜線へ出る。富士山が雄大で美しい。
 装備をはずし、昼食。丁度、山友会のパーティと出会う。一緒に横岳〜硫黄をまわる。
 下山路、ジョウゴ沢へ下る。ちょっと難しい所があったが、無事下る。沢で氷登りをしているのを見学する。夕闇が迫ってきて、大同心が赤く燃える。寒さも忘れ、ながめる。
 夜半より雪。
 
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