唐松岳から五竜岳に行く予定で出発する。帰りの電車でビールを飲めるようにと車をやめ、電車にする。 |
天気予報がはずれ、上天気。直江津、糸魚川、南小谷と3回乗り換え、ようやく白馬へ。ゴールデンウィークの始まりのためか駅には、GALが多い。バスで八方まで行く。バス停が入口にあるのを忘れていて、ゴンドラ駅まで歩かされる。タクシーなら一発だったのに、一汗かく。 |
ゴンドラの下は、タムシバの花盛り。兎平でようやく雪が見え始める。そんな雪を求めてスキーヤーも多い。リフトが八方山荘まで行くようになって楽になった。それにしても高山植物帯が大破壊されたのだ。 |
八方山荘前で昼食。よく晴れ渡り、暑い。5月の山は、いつもこうだ。少し陽が当たるとすぐ暑くなる。 |
ゆっくりと歩き始める。もう相当部分夏道が出ている。2組ほど追い抜く。第2ケルンでひと休み。少し風が出てきて、気持ちがよい。少しづつ雪が多くなるようだ。 |
八方池は、まだまったく雪の下。テント一張り有。よく見えていた白馬岳山頂に雲がかかり始めた。不帰の岩稜が荒々しい。低気圧の影響がもうあらわれてきた。山の天気は変わるのが早い。下の樺は雪が多く、ブッシュを直登している。テント一張り。3人追い抜く。雪上の歩行となる。天候は、益々下り坂。 |
上の樺では、スキーヤーが10名ほど休んでいた。上端のダケカンバの木の下に設営中のパーティ有。 |
広い雪面を登る。コブの頭には雪がない。その雪のないところを選んで幾張りかのテントが並んでいる。もう、白馬三山は見えない。五竜も雲に隠れ、不帰3峰の3稜下部のみが見えている。 |
丸山ケルンを過ぎ、次のコブに広場を見つけ、設営。ここから稜線まで30〜60分か。風が出た場合には、稜線よりもこの尾根上が風当たりが少なくて良い。設営している間にも天候は悪くなり、回り全体がガスに包まれてしまった。もう、何も見えない。 |
テントは、雪上ではなく、土の上なので、下からの冷えは少ない。暖かいのでひと休み。うとうとする。近くで雷鳥の声がする。テントのすぐ近くまできているようだ。 |
バーナーがおかしい。減圧弁から火を噴いた。外で冷やす。元に戻った。パッキンは大丈夫だったようだ。陽がかげるとやはり寒い。暖をとる。 |
6時過ぎより、夕食。8時就寝。 |
費用
電車 1540
ゴンドラ 660+200
リフト 160+ 80 140+70 320+160
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