1989年07月29日
火打山
杉本敏宏 杉本定子 杉本美穂 杉本深雪 杉本春枝 山田光夫 山田 大島美昭
 
火打山での写真
 
高田 8:30 十二曲 12:30
関山 9:20- 9:40 富士見 14:00-14:20
駐車場 10:30 高谷池 15:20
黒沢川 11:30-11:40    
 
 
 30分遅れて出発。関山で山田一家を乗せ、笹ヶ峰へ。林道を奥まで入る。道は、少し良くなっている。車の腹を摺りそうになった所で、丁度良い空き地を見つけて駐車する。車から降りて、準備をしている間に雨が降り出す。
 
 車道には、タテヤマウツボグサが。少し進むと、林道終点。車が4台。
 登山道に入る。ぶな林に変わると、笹ヶ峰からの正規ルートにでる。黒沢川までゆっくり1時間。雨は、すっかり上がる。橋のたもとで早昼飯。
 
 十二曲を右に左に曲がりながら登る。学校登山の新潟の中学生の集団とすれ違う。稜線に出て一本。労山マークを付けたのに出会う。聞くと元糸魚川労山の会員とのこと。暫く遠ざかっていたが、又、登り始めたと言っていた。このルートも最近は、家族連れが多い。
 暫く行くと、このコース最大の難所に差し掛かる。岩が折り重なっているので深雪を抱いて上がるが、思わず岩の上で滑ってしまった。マイヅルソウ、ゴゼンタチバナが白い花を開いている。
 
 この急登を過ぎるとオオシラビソの林にはいる。独特の臭いがする。新しく切り開かれた道は、どこも歩きにくい。上から降りてくる中学生は、みんな泥ん子。登山道に岩がごろごろしだすと、富士見。
 しばし、休憩。黒沢の方へ少し行ってみる。雲の切れ間から時々三田原山が見える。
霧が木々に当たって雫をたらしている。
 
 富士見からは、黒沢岳を巻く緩やかな巻き道。岡田氏の一行に遭う。天候が悪く頂上までは、行けなかったとか。所々に大きな水溜まりがある。いちいち、深雪を抱いて行く。美穂は、山田さんたちと一緒に先に行ってしまった。そろそろシロバニヘビイチゴの実が赤くなっていなければならないのだが、今年はまだダメ。今年は、1300m近辺から下は、ガンガンと暑いが、それ以上は寒くて、まだ春のようだ。
 
 先発より30分も遅れて高谷池ヒュッテに到着。ヒュッテ前には、クルマユリが咲き誇っている。
 ヒュッテは満員。それでも予約してあったため、如才なく、場所を確保してくれていた。 
 
29日 30日 1989年の記録