2024年07月07日
笹ヶ峰(1544.6m)
 
遊歩会 18人
 
 
自宅 7:28 杉野沢橋 13:14-13:25
笹ヶ峰キャンプ場P 8:23-9:06 笹ヶ峰キャンプ場P 14:15-14:25
笹ヶ峰登山口 9:22 杉野沢温泉 14:54-15:54
笹ヶ峰 10:33-10:41 自宅 16:44
ヒコサの滝展望台 12:00-12:39    
 
20240707 笹ヶ峰(1544.6m) ルート図
 
 今年は3月24日の大島区薬師山、6月2日の南葉山古道が、いずれも天候の関係で中止となりました。「代わりにどこかへ行きたい」「近くで計画できないか」という声が聞こえてきました。
 三役会で代替案を企画しました。それが「笹ヶ峰」です。
 「笹ヶ峰」という峰はどこにあるの?
 「笹ヶ峰」というと、笹ヶ峰キャンプ場か牧場を思い浮かべるのではないでしょうか。そのキャンプ場や牧場の冠になっている「笹ヶ峰」という山があるのです。「登ったことが無い」だけでなく「あることを知らなかった」という不遇の峰です。
 「現地集合・現地解散」ということで、笹ヶ峰キャンプ場の駐車場に集合です。
 火打山登山口の駐車場はすでに満杯。キャンプ場の駐車場も7〜8割埋まっている状態です。そして県外ナンバーの多いこと。
 登山口には、立派な標柱が立っていました。
 最初は、ブナ、ミズナラなどのうっそうとした林の中の緩やかな登りです。下界の「熱中症注意報」などを忘れさせる木漏れ日と涼風。道はそれなりに整備されていますが、「北アルプスの整備された登山道よりも、こっちの方が余程大変だね。」との声も。
 予定通り約1時間半で笹ヶ峰の山頂に到着。しばし休憩。
 歩き始めてすぐ、ランナー風の軽装の一人の男性が登ってきました。
 弥八山への稜線から離れて左折すると、急な下りになります。下りきってしばらく行くと「分岐」があります。林道へ直接下りられます。
 ヒコサの滝展望台までは、地図上では「広い台地」として描かれていますが、実際はうっそうとした樹林におおわれています。その中を何本もの小沢が、右から左へと流れ落ちています。
 ヒコサの滝展望台で昼食休憩。
 ヒコサの滝は、鍋倉谷に架かる大きな滝です。落差30m位はあるでしょうか。轟々と水しぶきを上げと落ちるさまは、圧巻です。滝へ行くルートはありません。
 1973年ですから今から約50年前。このヒコサの滝を越えて、惣兵エ落谷から火打山へ抜けたことを思い出します。
 今では杉野沢橋からこの展望台までのルートが開かれていますが、それよりはるか以前のことです。
 展望台がある台地から鍋倉谷の河床に降りる急坂が大変でした。標高差約130m。転げ落ちたらと思うとゾッとします。
 しかし全員無事降りることができて、ホッとしました。
 杉野沢橋の向こう岸に、捕虫網を持った人がいました。
 「蝶ですか?」「甲虫です。」
 しばし、昆虫と植物談義。
 杉野沢橋から笹ヶ峰キャンプ場の駐車場までは、長い道のりでした。樹林に覆われていたのがせめてもの慰め。
 真川に沿って下っていくはずですが、なぜか緩やかな登りが続くのでした。ここが一番きつかったかな。
 全員無事に駐車場に戻ることができました。
 駐車場で解散。思い思いに帰宅。
 杉野沢温泉で汗を流して帰宅。標高が下がるにつれて、猛暑の中に突入していくのでした。
1973年6月10日鍋倉谷遡行の記録
 
ページトップへ 2024年の記録 年代順目次へ 山域別目次へ