青柳氏の車で松川へ。行き過ぎて、垣根を工事していた人に聞いて戻った。 |
山道に入って、車一杯の砂利道をしばし上ると行き止まり。 |
車を降りて、しばらく行くと、木材置き場で行き止まり。30分ほど損した。戻って登りなおし、30分ほどで沓掛からの道に出た。これがまた何と良い道だろうか。行けども行けども車が入る。残念無念。急がば回れとはこのことか。まむし平の少し手前で道が狭くなった。 |
しばらく行くと、川を渡らなければならなくなった。案内標によれば、橋があることになっているのだが。しばらくいろいろ工夫したが、ついに渡渉することにした。一番浅そうなところを選び、靴を脱いで水の中へ。その冷たいこと。ほんの30秒ばかりだったけれど、足が凍り付くのではないかと思う冷たさ。帰りにもう一度渡るのかと思うと、ゾッとする。 |
対岸に渡ってしまうと、すぐに急な登りだ。おまけに道が笹に覆われていて、よくわからない。通る人が少ないのだろう。今にも消えそうだ。余りの急斜面に足も思うように進まない。樹林下で太陽光線が弱められているのがせめてもの慰めか。所々に咲き乱れるイワウチワの可憐なピンクの花は、心を和ませてくれる。 |
もう、どうにも動けなくなったころ、時間も丁度いいので、テント場を探しながら歩いた。少し広い台地が見つかった。樹に囲まれた素晴らしいところだ。 |
今日はここで一泊することにしよう。小鳥の声がきれいだ。遠くでウグイスの声もする。 |