今日もまた、「5時半起床、7時出発」が1時間も遅れての出発。陽は高く上がってしまった。 |
横尾から蝶ヶ岳への道は、樹林帯の急登であった。しかし、空身のせいか、昨日よりは、ペースが早い。熊笹の繁ったコメツガの樹林が、登るに従い、岳樺が混ざり、熊笹の背も低くなり、カニコウモリの群落に変わる。 |
そして、急に様相が変わって、山頂近くのガラ場にでる。それまで時たま見えていた穂高連峰と槍ヶ岳が、突然目の前に展開する。圧倒的な景観だ。ハイマツ帯に雷鳥のつがいが、草をついばんでいる。ミヤマモンキチョウがいそがしそうに舞っていた。 |
稜線に出ると緩やかな登りになり、頂上へ連なる。ここで、常念岳からくる予定の古木、青柳の2名を待つ。その間昼寝。 |
12時半、2人がやってきた。途端に女性達の例のすさまじい叫び。オーー!はずかし。記念写真を撮って下山開始。ワイワイガヤガヤ、軽快に下る。 |
横尾でテントを撤収の後、徳沢へ向かう。 |
徳沢のテント場で、よい場所はないかと探していると、声をかけるもの有。見ると、清水君と、三沢氏。ザックを置いて場所だけ取り、早速、小屋でビールで乾杯。そこでまた、めずらしい人に出会った。岳志会の倉本氏だ。しばし歓談。そのころ、ようやくにして、後続部隊の到着。 |
夕食は、すばらしい宴会になった。8時頃、西穂より下山してきた宮腰、池田の2名がさらに加わる。一番最後に寝たのは、12時過ぎとか。 |