1987年01月02日
八ヶ岳
(阿弥陀岳)
4人
 
 
行者小屋 9:10 美濃戸口 15:30-15:35
第1岩峰 10:35 茅野 16:05-16:54
阿弥陀岳 11:00-11:10 岡谷 17:12-17:42
行者小屋 11:45-13:00 長野 19:11-19:42
美濃戸 14:30-14:45 高田 21:10
 
 
 阿弥陀北稜だけの予定なので、8時頃まで寝ていた。朝食をすませ、出発。昨日の天気はどこへやら、曇天。糸魚川の連中に別れを告げる。
 北稜への分岐を間違えたため、ブッシュの中を若干アルバイト。トレースに出る。少し風邪気味。熱っぽい。稜線通りに登る。ダケカンバの林の急登を登ると、第1岩峰取付。渡辺は左手の雪壁を登っていった。
 第1岩峰には、5人のパーティが取り付いていた。アンザイレンし、トップが上で確保し、セカンドが登っている最中だった。セカンドが上に出たのを見て、割り込ませてもらう。ノーザイルで登る。緊張。体中シャンとする。ここは、ホールドもスタンスも豊富。ビレーしている2人の横を通り抜け、第2岩峰へ。
 第2岩峰にも、別の1パーティ2人がいた。取付の岩が大きく欠けて、出だしのスタンスが少し難しくなっていた。1人が登った後を、やはり、ノーザイルで登る。右上するクラックに沿って登り、右から回り込んで岩峰に出る。10m位のナイフリッジを通って雪稜に出る。ゆっくりと頂上へ。
 テルモスの暖かいコーヒーがうまい。未完を食べ、下山。中ノ岳とのコルからルンゼを下る。小雪がちらつき、何も見えない。
 テント場について昼食。体調が良くないので、帰ることに決定。
 
ページトップへ 12月30日 12月31日 01月01日 01月02日 1987年の記録