信大山岳会60周年記念アンナプルナサーキットトレッキング
2009年09月29日
ピサンBC
 
ピサンBC往復の写真
 
LowerPisang-3200m 6:35 UpperPisangの
ゴンパ-3300m
14:00-14:45
主尾根のコル-3750m 9:15 LowerPisang-3200m 14:55
PisangBC-4200m 10:55-12:00    
 
 橋を渡ってピサンの集落を登っていく。集落を過ぎたあたりは緩やかになる。松林を過ぎると、突然ジグザグの急登になる。それが延々と続く。リンドウが咲いている。小さいものが二つ。スカイブルーのきれいなものが一つ。背丈は低い。アズマギクらしきものが二種類あることに気づく。一つは葉が広く花弁が細い。もう一つは葉が細く花びらはやや広い。そんなものを見ながら「ビスターリ、ビスターリ」と歩く。家畜の柵がある。まだまだ急登は続く。
 
 主尾根のコル。よくもこんなに長くと思うほど長いロープに経文を書いた五色の旗がはためいている。風が強まる。みんな先にどんどん行ってしまうが、こちらは遅々として進まない。サーダーのデビが追いついてきて、「ゆっくり来てください。荷物が重かったら彼に渡してください。日本語は話せませんが。」といって先を急いでいった。
 
 小原さんが休んでいるので一緒に休む。実はすぐ上がピサンBCだったのだ。第二隊のテントが並んでいて、シェルパが数人たむろしていた。
 
 昼食は弁当。おにぎりが食べれなかった。そばのパンは、香辛料がきいていた。風が強いので、岩陰に身を寄せる。すると暑い。トンビのような鳥が上空を舞う。
 
 第二隊が降りてくるのが見える。どんどんBCに近づいてくる。松尾さんのかけ声で寮歌で迎える。感激する。みんな真っ黒に日焼けしている。
 
 下山は膝を痛めないように慎重にゆっくりと下る。
 
 ピサン上村のゴンパ(ラマ教寺院)に行くことになる。若い僧がゴンパの戸を開けてくれる。中央に見事な仏像が安置されていて、左右に一対の仏像がある。壁は全面にわたって仏画が描かれている。極採色である。出てくると、お茶を振る舞ってくれるという。待っていると出てきたのはまずリンゴ。そして甘いミルクティが出てきた。うまい。
 
 村の中の急な石畳の道を下っていくと、麦藁を重そうに担いで上がってくる青年や女性に混じって外国人が登ってきた。
 
 テント場についてしばらくすると「ポテトパーティ」をするという。ピサンで採れたものだという。大きさは様々だが、うまい。
 
 4時頃から夕食前まで昼寝する。
 夕食。食べれなかった。
 
 
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