ラニパウアというのは、ムクチナートの外れにある。今日はここからジョモソムまでだ。
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振り返るとトロンパス周辺の山々が見える。車道がここまで延びてきていて、バス停ならぬJeepStopがある。そのジープが砂埃を巻き上げて走ってくるので、そのたびに風上に寄り、口と鼻をタオルで覆う。
我々が歩いている段丘と川一つ隔てた対岸の段丘、そしてその奥の段丘の高さが同じである。同じ状態で堆積したものであろう。川底までは100m以上はある。
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見渡す限り、乾燥した荒涼とした大地である。わずかに生える潅木が、豹紋のように見える。雨期でもほとんど降らないという。ところどころ5cmほども乾いて粉状になった土がたまっている。そんな中、わずかに湧き水の出るところがあって、そんなところには柳の大きな木があったりして、集落が形成されている。
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エクレバッティへの道と分かれ、段丘を降りると、カグベニである。案内書には「ムスタンへの入り口、中世の雰囲気を残す城塞の村」とあったが、その趣はあまり感じなかった。マナンの街並みの方が余程「城塞」らしかったからだ。それでも街の中を一回りする。
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道はここから、カリガンダキの河原に出る。 |
(9:02)
川沿いの崖っぷちに無数の穴があいていますが、その内の大きな穴は、ダライラマが中国からインドへ亡命する時に、泊まった穴だという話です。
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(9:10)
ゴンパで泊まったんです。私は
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(18:26)
昼休みに頭を洗いました。たいへん気持ちが良かったです。
その後、みんなで川原に、カリガンダキの川原に出て、化石探しをしました。見つけた人もいましたし、見つからなかった人もいました。私は貝殻のいっぱい入った石を一つ拾ってきました。
お昼はそんなところです。ジョモソムに着いたのですが、ロバ一頭が病気で荷物が届かないというアクシデントが発生しました。それで一人800Rsを出してロッジに泊まることにしました。おかげさまで、久しぶりにシャワーを浴びて、身体を、砂埃を洗い落とすことができました。今は、非常にさっぱりした気分です。
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