タトパニは温泉があるので有名だが、ムクチナート巡礼の中継基地でもあり、インド人客が多い。それに欧州人や我々が混じって、国際色豊かだ。
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今日は、シーカかチトレまで、できればゴラパニまで行きたいということであった。いつもより1時間遅く、行動開始。
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雲一つない快晴で、ホテル前の道路からニルギリサウスが真っ白な雪をいただいて見えている。今日一日この天気が続くとアンナプルナやダウラギリが見えるのではないかと期待が高まります。
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タトパニからは一路、カリガンダキに沿って下って行く。屈曲部にくると、ニルギリサウスが激流のカリガンダキの上にかかる。
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カリガンダキにかかる橋を渡るとガーラコーラだ。突然、急登が始まる。先日の雨で崩れたのであろう決壊箇所があちらにもこちらにもあるが、建設省や道路課があるわけではなく、集落の人や通行人がそれぞれ勝手に修復している。日本なら役所に電話が殺到して大変だろう。
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ガーラは広い斜面に家が点在する集落で、入口で休み、真ん中あたりでも休み、そして上の方でも休んだ。
そのガーラのバッティで、サーダーがヨーグルトを持ってきてくれた。私でも飲めるほどの酸っぱさで、おいしい。水牛のミルクでつくったものだそうだ。
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着飾った人たちがたくさん下の方へ降りていくので、「祭りか何かですか」とサーダーに聞いたところ、「祭りではありません、親戚か一族の人のお祝いでしょう。誕生日とか結婚式にはみんな集まって祝います。男の子が4〜5歳になると髪を切る儀式があり、その時は盛大です。」と、教えてくれた。
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シーカの入口のバッティで昼食。その昼食を取っている時に、ロバ隊が到着し、しばらくして出ていった。サーダーの話では、「今朝、皆さんが出発する頃、タトパニに到着しました。私はそれを確認して出てきたので遅れました。このロバ使いはまじめな人です。」と言っていたが、到着を確認して出てくるサーダーもまた律儀そのものではないか。
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シーカの中心地はそこから数分上がった所にあった。ホテルなどが建ち並んだそれなりににぎわっている所だ。
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シーカを出てしばらく行くと、またまた着飾った人たちが降りてくる。たぶん Ghopte Kharka あたりだと思うが、結婚式に遭遇した。若い二人を前に置いて、太鼓を叩いてにぎやかに踊っている。見学していると若い女性が二人、ロキシと肉を持ってやってきて、「飲め。食べろ。」という。みんなでご相伴に預かり、遠慮なくいただく。ロキシはサラッとしていて飲みやすく、肉は水牛の肉を焼いてカレーで味付けしてあり、とてもうまかった。
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(7:40)
今朝は雲一つない快晴です。タトパニの泊まったホテルの前の道路からニルギリサウスが、真っ白な雪を頂いて、見えています。今日一日この天気が続くとアンナプルナの山々が、ダウラギリなどが見えるのではないかと期待が高まります。
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(10:19)
ガーラのバッティでサーダーがヨーグルトをカップに入れて持ってきてくれました。水牛のミルクから作ったヨーグルトだそうですが、そんなに酸っぱくもなく、おいしくいただくことができました。
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(12:24)
着飾った人がたくさん下の方へ降りていくので、「今日は祭りですか」といってサーダーに聞いたところ、「まつりではありません。一族の人たちのお祝いがあるとみんな着飾って、その家へ集まってお祝いをするんです。そういう人たちでしょう。」という話でした。誕生日とか、男の子が4〜5歳になると髪の毛を切る儀式があるそうですが、その時には盛大なお祝いが行われるという話でした。
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