2010年10月09日
燕岳
単独
 
燕岳での写真
 
燕山荘 7:23 駐車場 10:00-10:15
合戦小屋 7:55-8:03 有明荘 10:17-12:28
第三ベンチ 8:40-8:48 青柳吉宏宅 13:40-15:40
第一ベンチ 9:20-9:27 自宅 17:34
中房温泉 9:48-9:55    
 
20101009 燕岳 ルート図
 
 前夜からの雨が降り続いていた。天気図では、日本海と太平洋岸に低気圧があり、これが荒天の原因だ。来るのは予想していたのだが、予想以上に移動が早い。これが通過するまでは回復は見込めない。「9時から1400円でケーキ食べ放題」という声を聞き流して、下山することにした。

 
 朝食後の一時、燕山荘の玄関口は、下山を急ぐ人でごった返していた。その人たちの喧騒が、二階まで響いていたが、しばらくしてそれも収まった。そんな騒ぎをものともせず朝寝を決め込んでいる人が何人もいた。
 雨といっても豪雨ではないし、風もなく、シトシト降る秋雨で、この時期にしては「暖かい」雨に感じた。合戦小屋までは「快調」で、「こういう時こそ慎重に」と自分で自分に言い聞かせる。この年になると、「快調」を信じ過ぎてしまうからだ。ナナカマドの紅葉が昨日よりも鮮やかに感じる。雨の効用だろうか。カメラはザックの中に仕舞いこんでしまったので、写真はなし。
 
 富士見ベンチくらいからだろうか、登ってくる人とすれ違い始めた。「土曜だからな」と思うが。先行していた人に追いつくと、笑顔が返ってくる。夕食と朝食で顔を合わせたくらいなのだが、見覚えがあるからだろう。夏山の小屋とは違う秋の山小屋の良さか。いや、それにしてもこの雨の中を登って行く人が多いのに驚いた。
 
 有明荘で入浴する。燕山荘宿泊者は100円引きなので、車の人は駐車場から近いこともあって、こちらに来るようだ。のんびりと「朝風呂」につかる。熱い湯でどんどん水でうめている。ここの食堂で昼食を摂る。
 
 安曇野市の穂高まで下りて「青柳君に会って行こう」と思い立ち、電話する。幸いにも在宅。穂高駅まで迎えに来てもらう。2時間ほど歓談する。10数年前だろうか、河原、今関の4人で雨飾山に登った時以来の再会である。積もる話に花が咲いた。
 
 雨の高速を走って帰宅。
 
08日 09日 2010年の記録