24日、旧戸隠村と鬼無里村にかかる「鬼女伝説」で有名な荒倉山をめざしました。砂鉢山は、南西から北東に連なる荒倉山塊の北東部分にあり、「伝説」の中心舞台です。
結果は敗退。思っていたよりも、そしてガイドブックなどに書かれていたよりも、厳しい山でした。
何が厳しいかといえば、山容は戸隠と同じ集塊岩で、ボロボロ、ザラザラですが、その上に新しい落葉が降り積もっているのです。安堵ヶ峰からは「3歩進んで2歩下がる」ような状態でした。
しばらく登ってみましたが、「登れたとしても、下りが心配」ということで、潔く退却することにしました。まあ、正解だったと思っています。
登山口まで戻り、鏡ヶ池方面に転進することにしました。 |
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紅葉橋コースの登山口 |
この看板。「こんなにたくさん貴重種がありますよ」といっているようなもの |
入り口近くは湿地などがあり大変でしたが、その先は落葉が敷き詰められた登山道でした。 |
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透き通った白い葉 |
透き通ったコシアブラの葉を逆光で撮ってみました |
白い落葉 |
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降り積もった落葉の向こうに松沢トンネルの入口が大きな口を開けていました。
通り抜けると、松沢トンネルのいわれを書いた看板が立っていました。
安政から慶応3年までの7年間かけて、人力によって開削したものだと書かれています。それまでは峠まで上がり下がりしていた難所だったと。 |
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こちらは安堵ヶ峰の由来を書いた看板。 |
座ろうとしたらドングリ(ミズナラの実)があった |
真っ赤な紅葉 |
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鬼の岩屋の「前庭」です。左手には深い洞窟があります。
謡曲の舞台となった場所で、関係者が建てた標柱がたくさんあります。 |
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紅葉の岩屋から林道におり、アスファルトの道を延々と歩き、途中から登ってきた登山道に入って、登山口に戻りました。
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路傍にあった真っ赤な葉 |
こんな黄色い花も咲いていました |
これはタデの実 |
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宵待草=月見草 |
このホタルブクロ、地面から直接花が出ているような・・・ |
周りは全面紅葉 |
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いゆゆるネコジャラシが真っ赤になっていました |
アザミも健在です |
これはタラの木の実。初めて見ました |
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西岳連峰と戸隠連峰 |
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西岳連峰を引き寄せてみました |
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車を停めた紅葉橋に戻ると、近くの枯れかかった草にタテハチョウが停まっていました。翅の裏に「C」の文字が鮮やかなシータテハでした。 |
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