3日〜4日、火打山から妙高山を縦走してきました。2山縦走は、本当に久しぶりのことです。調べてみたら、1999年に遊歩会で縦走して以来でした。火打山は毎年登っていますが、今年は今回が初めてです。 |
2山縦走ということで、登山口までの交通手段をどうするかが問題でした。
「笹ヶ峰直行バス」が出ているので、池の平のいもり池から、これを利用することにしました。帰路は赤倉観光リゾートに降りて来ることにして、「『ぶらっと妙高』に乗れればよし、だめならばタクシーで」ということにしました。 |
「笹ヶ峰直行バス」は、マイクロバスです。妙高高原駅からだと1000円。いもり池からだと約40分、700円です。1便が駅前7時20分発です。やって来たバスにはすでに10人ほどの乗客がいました。
笹ヶ峰の駐車場は、ほぼ満杯状態。県外ナンバーが圧倒しています。分離して新たな国立公園になったことが影響しているのでしょうか。 |
天気は上々。久々に「雲一つない青空」が広がっています。樹林帯の木漏れ日の中を歩いているときは、涼しさも感じて良かったのですが、標高の上昇とともに気温も上昇し、体温も上がってきます。 |
高谷池ヒュッテは改造工事の真っ最中でした。「土間を広げて、乾燥室もつくります」ということです。そのため1階は床が剥がされていて使用不可。自炊室もトイレも使えません。その上、「上部の木道工事」の作業員が20人ほど宿泊していました。外のテント場もいっぱいで「もう張るところがない」状態でした。 |
火打山を往復してきました。
山はもうすっかり秋色モードです。午後になって雲がかかり始め、天狗の庭の「逆さ火打」は残念ながら見れません。
天狗の庭から雷鳥平までの間は、登山道が新しく付け替えられていました。浸食によって崩落が進んでいた部分を内側に移動したものです。笹が刈られたばかりで「新道」そのものでした。 |
雷鳥平で何やら工事をしていました。仮設のトイレまであります。ベンチだそうです。以前は柵がなかったので、その辺の岩に腰かけて休むことができました。
頂上直下の最後の急登部分でも工事が進められていました。「土留め」の設置と痛んだ木道の補修だそうです。 |
頂上では、広がって来た雲で、目の前の焼山さえも見えません。雲の中から火口の轟音だけが響いていました。 |
雷鳥平まで下ってくると、作業員が休んでいました。 |
「できたよ。座ってみて」
「アッ、いいね」
「初使いだよ」 |
ヒュッテの回りは、また人が増えたように見えました。 |
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火打山〜妙高山(遊歩会 1999年8月1日〜2日) |