14日、唐松岳登山二日目です。 |
夜明け前、稜線は風があり、雲に覆われていました。それでご来光は不可。そんな中を早立ちする人たちが何人もいました。
「朝食はご来光を見た後、7時から」となっていたので、思わぬ余裕ができてしまいました。ゆっくりと朝食をいただき、お茶をたくさんいただいて水分補給。8時下山開始としました。 |
山荘の管理人に通行止め箇所の話を聞きました。
7月11日の3時頃に崩れました。微震が続いていて、地鳴りがしていたので「来るかな」と、用心はしていました。大きな岩が滑り落ちました。トラバースルートに人がいなかったのが幸いでした。まだハイマツの枝と根に支えられている岩があります。いつ落ちるか。それで通行止めにしてあります。
急遽、尾根ルートを一般登山者が通れるように整備しました。展望が良くなったのは良いのですが、見とれて転倒し、けがをした人が出ました。残念です。 |
8時少し前に山荘を出る。西から吹き付ける風が冷たい。山はもう、秋が終わり、冬に近づいている。山荘の宿泊は昨日で終わりました。 |
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尾根ルートは風があるので、慎重に下ります。分岐まで下りると、風も弱まり、一安心です。 |
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丸山で雨具を脱ぎました。同宿した若者たちが下りてきました。昨日はあんなに見えていた山々の姿は、今日はありません。雲の動きが早く、時々明るくなりますが、すぐに元に戻ってしまいます。 |
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展望はイマイチですが、八方池でゆっくりすることにしました。
「いつも時間に追われて、ゆっくり見てないもんね」
こびり。白馬鑓ヶ岳の下部が見え隠れするようになりました。池はさざ波で「鏡のよう」とはいきません。不帰も少しだけ見えるようになりました。
池を一周するように回りました。 |
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第2ケルンからは、木道・階段歩きです。このあたりまで下りてくると人が多くなりますが、紅葉の時期の日曜日としては少ない。 |
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「どこの温泉に行こうか」
入浴割引券に書かれたいくつかの温泉で、一番近い「おびなたの湯」に行くことに。初めての温泉です。 |
露天風呂だけしかありません。大きな岩を伝って流れ落ちる湯は、無色透明。肌はつるつるに。ちょうど良い湯加減で、リラックスしました。しかし湯から出ると少し寒い。不帰の頭が見えます。よしずが紅葉を隠していて、残念。
コップが用意されていたので、グッと飲み干しました。 |
戸隠中社で遅い昼食を摂って、帰宅しました。 |