起床4時45分。 |
6時出発が起床が遅れたため、約1時間遅れてしまった。暖かくなったとはいえ、山の朝はまだ寒いシュラフカバーの中が白くなっていた。 |
長い緩やかな尾根を布引岳へと向かう。夏のテント場はすでに雪がない。小倉氏と松岡君が遅れている。木島氏はトラバースして行ってしまった。小生と八木さんが、まず布引岳へ上がった。向こうからザックを下ろした木島氏が戻ってきた。全員の集合なって再び出発。 |
斜面はやや急になる。頂上まではアイゼン無しで登る。 |
南峰には10人ほどの人がいた。黒い羽毛の混じった雷鳥が2羽。北峰方面から来る人がみんなアイゼンを付けているので付けることにした。八木さんが借りてきたアイゼンのバンドが短く苦労した。 |
コルまでは急な下りだ。雪が所々、氷化している。突然の悪場で、八木さんと松岡君が苦労している。二人はアイゼンで、こんな所を歩くのは初めてなのだ。 |
コルからは北峰頂上へは行かず、トラバースする。一歩一歩点々とつけられたトレース。左手は急斜面が下りている。気をつけて進む。トラバースが終わると、急な岩陵の下りだ。雪が所々にしかないので、アイゼンで岩の上を歩くことになった。アイゼンに信頼を置けない二人は恐る恐る降りている。 |
※ 記録はここで途切れていました。記憶では、五龍岳の手前で止まったと思います。 |