1981年09月13日
鹿島槍ヶ岳〜唐松岳
1日目
2人
 
 剱岳方面へ行く予定だったが、変更して後立山を縦走した。このコースは、昨年も9月に行こうと思い扇沢まで来たが、雨のために中止した。今回はそのリターンマッチ。
 
高田 7:23 種池山荘 15:30
大町 10:43-10:45 爺ヶ岳(S) 16:07-16:15
扇沢BT 11:15-11:25 冷池小屋 17:10-17:20
扇沢出合 11:30-11:55 テント場 17:30
 
 
 夜来の雨もやみ、青空が広がっていた。風はあるようだ。昨年のリターンマッチ。青柳さんと2人で行くことにする。
 列車を乗り継ぎ、信濃大町へ。そして、バスで扇沢へ。天候がよいせいか、連休の初日のせいか、バスターミナルは混雑していた。そのため、扇沢出合の橋を渡った所で昼食をとる。こちらも昨夜は雨だったらしく、登山道は、濡れている。
 ヒメコマツ、桧、栂などの林をぐんぐん登り、高度を稼ぐ。しかし、扇沢BTの車の音は、いつまでも聞こえるし、下を見れば一望できる。
 爺ヶ岳南峰の稜線が見えると、すぐに道は左に折れ、大きくトラバースし始める。いい加減に嫌気がさす頃、右折し、やがて種池山荘の三角屋根の前に出る。このころは、もう、天候が悪くなり、本来ならば見えるであろう立山連峰はまったく見えない。
 爺ヶ岳の登りは、緩やかな、しかし、長い長い登りだ。うんざりする。爺ヶ岳南峰では、すでにガスに包まれ、展望はきかない。というより、視界数百m位か。寒さも増してくる。早々に出発する。主峰、北峰を巻き、冷池をめざす。風が強まり、左手から吹き上げてくる。
 小屋で水とビールを買い、それをザックに入れていると、「ヤァ、田口君!」そう、長岡労山の田口氏が降りてくるではないか。水を買いに。桑原氏を含めて、5名だそうだ。テント場への途中で、テント場代、1人300円×2を支払う。高い。長岡労山のテントを見つけ、その近くの平地に設営する。
 夕食後、遊びに行く。9時過ぎもどる。風は、いっこうにやまない。
 
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