夜来の雨もやみ、青空が広がっていた。風はあるようだ。昨年のリターンマッチ。青柳さんと2人で行くことにする。 |
列車を乗り継ぎ、信濃大町へ。そして、バスで扇沢へ。天候がよいせいか、連休の初日のせいか、バスターミナルは混雑していた。そのため、扇沢出合の橋を渡った所で昼食をとる。こちらも昨夜は雨だったらしく、登山道は、濡れている。 |
ヒメコマツ、桧、栂などの林をぐんぐん登り、高度を稼ぐ。しかし、扇沢BTの車の音は、いつまでも聞こえるし、下を見れば一望できる。 |
爺ヶ岳南峰の稜線が見えると、すぐに道は左に折れ、大きくトラバースし始める。いい加減に嫌気がさす頃、右折し、やがて種池山荘の三角屋根の前に出る。このころは、もう、天候が悪くなり、本来ならば見えるであろう立山連峰はまったく見えない。 |
爺ヶ岳の登りは、緩やかな、しかし、長い長い登りだ。うんざりする。爺ヶ岳南峰では、すでにガスに包まれ、展望はきかない。というより、視界数百m位か。寒さも増してくる。早々に出発する。主峰、北峰を巻き、冷池をめざす。風が強まり、左手から吹き上げてくる。 |
小屋で水とビールを買い、それをザックに入れていると、「ヤァ、田口君!」そう、長岡労山の田口氏が降りてくるではないか。水を買いに。桑原氏を含めて、5名だそうだ。テント場への途中で、テント場代、1人300円×2を支払う。高い。長岡労山のテントを見つけ、その近くの平地に設営する。 |
夕食後、遊びに行く。9時過ぎもどる。風は、いっこうにやまない。 |