2011年08月03日
蝶ヶ岳
 
2人
 
蝶ヶ岳の写真
 
サマーテント 7:00 横尾
明神入口 7:50-8:00 稜線
徳沢 8:40-8:50 蝶ヶ岳ヒュッテ
 
20110803 蝶ヶ岳 ルート図
 
20110803 蝶ヶ岳 ルート図
 
 一泊二日の日程で蝶ヶ岳へ行ってくることにした。

 
 ようやく陽があたり、暖かくなったためか、観光客も多くなった。そんな人たちと一緒に歩く。少しの登りでも苦労している人たちがいる。履き物が違うから仕方がないか。途中でトイレに行きたくなり、急いで明神入口のトイレに飛び込む。
 
 明神入口を過ぎると観光客も少し減ってくる。6月に来た時とは花の種類が変わり、多くなっている。
 徳沢から横尾までは、久しぶりだ。子どもたちを涸沢に連れていって以来だから、もう20年も前のことになる。あの時は、徳沢に泊まり、蝶の途中まで行って引き返し、それから涸沢に行った。そんな話をしながら徳沢に着く。
 
 ほとんどの人たちは、涸沢に向かうようだ。槍沢方面に行く人は少ない。まして、蝶に登る人は、われら二人以外に誰もいない。このルートは、いきなり急登が始まり、それが稜線直下まで続く。
 しばらくして親子が降りてきた。小学四年だと言っていた。「がんばったね」というと、元気に降りていった。
 
 もう樹林帯を抜けるかなというところで、年寄り男性グループ(我々も年寄り夫婦だが)が降りてきた。このあたりから雲が広がり、風が出てきた。8月だというのに肌寒い。
 
 樹高が低くなり、やがて蝶槍と蝶ヶ岳を結ぶ稜線の丁字路に出る。穂高や槍は雲の中で見えない。一昨年、燕岳から大天井、常念岳を越えてきたときは、ここからヒュッテまでがキツかったものだ。実際は緩やかな登りなのだが。
 ヒュッテの前には何人かの先客が談笑していた。

 
 
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