2015年07月20日
白馬岳〜雪倉岳〜朝日岳
(しろうまだけ=2932.3m、ゆきくらだけ=2610.9m、あさひだけ=2117.9m)
2日目
 
 
 
白馬山荘 6:30 雪倉岳 11:06-11:34
白馬岳 6:55-7:01 ツバル岩 13:36
三国境 7:39-7:53 小桜ヶ原 14:10
鉱山道分岐 8:32 水平道分岐 14:21-14:30
鉢のコル 8:38 朝日岳 16:23-16:30
雪倉避難小屋 9:58-10:08 朝日小屋 17:22
 
20150720 白馬岳〜雪倉岳〜朝日岳 2日目 ルート図
 
 事前に朝日小屋に問い合わせた時、「稜線の雪は早く消えましたが、沢筋には結構残雪がありますよ」ということでしたが、まさにその通り。

 20日は、若干風があったものの、ほぼ快晴。260枚もの写真を撮ってしまいました。
 
 早朝はまだ、雲というかガスがかかっていました。

 白馬岳山頂から、三国境に向けて下って行きます。
 タカネシオガマ  オヤマノエンドウ  
   この縦走路には、ミヤマアズマギクが多い  
手前左、鉢ヶ岳
右奥、雪倉岳
最奥左、朝日岳
小蓮華岳の後ろに
焼山、火打山、妙高山が見える
残雪の近くにはお花畑が広がる
 
左、アオノツガザクラ
右、コマクサ
三国境あたりから
白馬岳を振り返る
三国境に向けて下る  行く手に見える雪倉岳は
はるかに遠い
陽光を浴びたチシマギキョウ

 腰を下ろしたところには、
タカネマツムシソウが
左、タカネシオガマ

右、白馬連山には、タカネバラが多い
 鉢の鞍部へと下って行くと、豊富な残雪を抱いた鉢ヶ岳と緑濃い雪倉岳が迫ってくる。

 鞍部からはいくつかの雪の斜面をトラバースする。
 すれ違ったのは一組。
 朝日小屋の人が、道路整備にやってきていた。
ツガザクラの仲間も多い。 ムシトリスミレもあちこちにある。 これは、ミヤマムラサキか?
 さすがに高山植物の宝庫といわれるだけのことはある。
    タカネニガナ。
豪華。そして良い香りがする。
タカネバラ。
ツクモグサ。 数少ない黄色のスミレ。
タカネスミレ。
 
 白馬岳周辺は、かつて高山蝶が多いことでも有名であったが、今はなかなか遭遇できないようだ。
雷鳥の親子が、一心不乱に草をついばんでいた。 ミヤマモンキチョウかと思ったのだが、モンキチョウのようだ。 クジャクチョウが日光浴をしていた。
ハクサンフウロ。 シロウマタンポポは群落をつくっている。 キバナノコマノツメ。
タカネスミレよりも弱々しく見える。
篭ノ登山で見たトリガタハンショウヅルが、こんな高地にもあった。 タカネヒカゲは、それこそ久しぶりのご対面である。 ムシトリスミレは、岩場のちょっとしたところにある。
 
イブキジャコウソウの大きな株 シモツケソウ ヒメシャジンか?
 
アケボノソウ ニッコウキスゲ シロウマアサツキ
 
左、タカネヤハズハハコ
右は、トウダイグサ
 
雪倉から下った所に
シラネアオイの群落があった
このシャジンもたくさん咲いていた ハクサンシャクナゲ
 
左、グンナイフウロ
右、タテヤマウツボグサ
 小桜ヶ原という湿原は、まだ「早春」という趣だった。
雪の消え際からミズバショウが リュウキンカ そして、ハクサンコザクラ
大輪のキヌガサソウ チングルマの花 大柄のコバイケイソウ
 
 朝日小屋には、予定よりも遅れてついてしまった。「連絡を」と忠告された。

 西の空に夕日が沈むと、急に冷え込んできた。
 
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