18日から20日までの3日間、南アルプスのほぼ中央にある塩見岳へ、行ってきた。今から50年ほど前に、信大上田山岳部の合宿で登って以来である。最近は、学生時代やそれに続く時代に登り、その後久しくご無沙汰していた山々に、無性に行きたいという思いに駆られている。これも歳の成せる業か?あの頃一緒に登った仲間(同期5人)のうち、すでに二人他界してしまった。
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17日の夜半からの雨が18日朝まで残っていた。『しんぶん赤旗』の配達をしていた時はしばらくやんでいた。ラジオ体操に集まってきていた子どもたちを横目に、出かけた。 |
高速を走って長野県に入ると、だんだん雨はひどくなりだした。梓川SAで朝食を摂る。松本から先は、まさに豪雨。自然、スピードは落ちる。松川ICを出て、大鹿村までがまた長く感じられた。この雨の中、ダンプが行き交う。 |
林道の入り口を確認するために観光案内所に立ち寄る。ドアは開いていたが、「お盆休み」で、担当職員はいなかった。隣の物産センターに行くと、親切に対応してくれた。役場にまで電話してくれて、「不通箇所はないそうです」。ありがとうございました。 |
その大鹿村の中心街から鳥倉ゲートに向かう林道は、もうライトが点灯するほどの暗さだった。
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駐車場には全国各地からの車が停まっていたが、スペースは余裕があった。実は停められるかどうかを心配していたのだ。 |
ここから登山口まで約45分。舗装道路なのだが、いたるところに水たまりができていた。 |
鳥倉登山口から三伏峠小屋まで、ただひたすら登る。降りてくる人はまばら。「10分のいくつという看板がありますよ。」と教えてくれた。これは励みのなる。追い越した人もなければ、追い越された人もない。まあ、この雨では仕方がないか。途中から小雨に変わり、小舎に着くころには止んでくれた。 |
宿泊の手続き。「夕食は4時30分から」と言われる。1時間もない。
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カメラはザックに仕舞ってしまったため、この日は一枚も写真は撮らなかった。 |
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