今日はまず、塩見小屋まで行き、それから塩見岳を往復する。 |
素晴らしい青空が広がっていた。このまま一日持ってくれれば良いと思った。小屋の横からめざす塩見岳の頂上が見られた。 |
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かつては「三伏小屋」というのがあって、三伏山には登らずに、本谷山との鞍部に出ていたのだと思う。それはそれで良かったのだろうが、稜線づたいの今のルートもまた良いものだ。 |
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三伏山からの展望は良い。塩見岳の左側に農鳥岳から間ノ岳、北岳が見え、さらに仙丈ヶ岳へと続いている。振り返ると三伏峠小屋が樹林の中にたたずんでいた。 |
南アルプスは北アルプスやわが越後の山々と比べると、森林限界がかなり高い。そのためか、稜線はズーーーッとコメツガなどの針葉樹林に覆われている。その樹下の登山道は、昨日の雨でいたるところにぬかるみができていた。靴もスパッツも泥だらけである。 |
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左:トモエシオガマの群落
右:トモエシオガマ
下左:ウメバチソウ
下中:マルバダケブキ
下右:枯れ木に生えたキノコ
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その樹林の中にいろんな花々が咲いている。これも越後の山とは趣を異にしている。 |
権右衛門山のコルから、長大なトラバースをして、塩見小屋に着く。雲が沸き上がってきた。 |
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まだ午前中だが、宿泊手続きをする。ザックを置いて、雨具と水だけを小ザックに詰め替えて、それから塩見岳を往復してくる。 |
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天狗岩を過ぎ、頂上直下の岩場で、ツアーの人たちが苦労していた。ガイドがいろいろ指図している。 |
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三角点がある西峰は、そのツアー客でいっぱいなので、東峰へ行く。 |
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急な下りで岩場もあったので、登りよりも下りの方が時間がかかってしまった。 |
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