今日は、塩見小屋から鳥倉駐車場まで、ただひたすら下る。ツアーの人たちは、昨日三伏峠小屋まで下って、今日はそこから鳥倉登山口までである。どちらがどうというわけではないが、年寄りには三伏峠小屋から塩見岳まで、一日での往復というのはなかなかきついものだと思う。それで我々は塩見小屋泊まりにしたのだ。 |
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三伏峠小屋と同じで、「朝食は4時半から。並んだ順」ということなので、それに合わせて並んだ。我々にしては珍しいことだ。 |
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朝食を終わって外に出てみると、もう太陽は東の空に昇っていた。それでも朝の素晴らしい山々を堪能することができた。 |
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昨日登ってきた道を引き返す。「今日中に家に帰り着けばよい」「無理しない。急がない」をモットーにしているので、何人も何人も、追い越していく。若いときは、「何くそ」と思ったものだが・・・。 |
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やはり、時間とともに雲が覆い始める。 |
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登山口から駐車場までがきつかった。緩やかな下りなのだが、「終わった」という気分だからかもしれない。それを花や蝶たちが癒してくれた。スジボソヤマキチョウがたくさん飛翔しているのに驚いた。わが地方では、めっきり少なくなってしまった。 |
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路傍にピンクの花が咲いていた。行くときに見たときは、「ナデシコの仲間かな」と思っていた。どうも違う。サクラソウの仲間でもなさそうだ。帰宅して調べてみたら、「タカネビランジ」にそっくりだ。しかしこんな車道の脇に咲いているというのが不思議だ。すれ違った学者風の老人も不思議そうに見ていた。 |
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一昨日、担当のいなかった観光センターにいた女性に、「近くに日帰り入浴できる施設はないか」と聞いてみた。「村内にも一軒あるが、松川インター近くの清流荘が良いのではないか」という。そこで汗を流して帰宅した。 |