15日は、上高地小梨平泊りなので、ゆっくりと出発する。 |
日が昇ると相変わらず暑い。連日の天気ですっかり日焼けしている。いろんな人と追い越したり追い越されたりしながら、本谷の橋に着く。もう、大きな下りはない。樹林に入った時と、日当たりに出た時との落差が大きい。今日もまた、扉風岩に取り付いているクライマーがいる。 |
横尾で昼食。暑さしのぎに缶ビール(400円)とジュース(200円)を買う。標高とともに物価も下がる。 |
徳沢の手前で元会員の池田さんに出会う。これから槍方面に行くという。 |
所々の緩やかな上り坂が、帰り道では、精神的に嫌になる。「よし」と気合いを入れて一気に登るのがコツと教える。 |
明神入り口まで来ると、もう、下界のにおいがしてくる。騒然としていて、歩いている人の衣装も違ってくる。 |
上高地の小梨平野営場は、広い林の中だ。届けをしてからいい場所を探す。水場とトイレにほど近い広場の片隅に設営する。先客の若者たちが元気だ。自転車の3人組がやって来て、隣にテントを張る。障害者を含む親子。夫婦連れ。それに若いカップル。これがわがテントのご近所である。 |
蚊取り線香を焚いて、ホットケーキを焼く。いつもぎりぎりの食料計画なので、最終日になるとろくなものが残っていない。 |
小梨一半の夜は、遅くまでにぎわっていた。 |