1968年03月17日
塩見岳〜赤石岳
(春山合宿)2日目
TS 6:45 小屋 9:00
樺沢小屋 7:00-7:15 尾根取付 9:15
塩川小屋 8:10 TS 15:15
曇時々吹雪
 5:30起床。
 昨夜からの雨もやみ、冷え込んだせいかからからに乾いている。朝食をとり、小屋から持ち出したわら束を燃して暖をとる。
 樺沢小屋まで、夏はバスが来ているらしい。車はもっと上まで行くようだ。道幅は2m以上ある。樺沢は小屋よりもかなり上流にある。塩川小屋までは道幅も広い。
 ここから山道になる。いたるところにガケ崩れがあった。最後の小屋(避難小屋か?)をこえて、しばらくして取付である。
 地図では南沢側からとりついているが、トレースは手前の沢からとりついている。ジグザグの急斜面を登る。ザックの重みがこたえる。
 結局6時間かかっても峠につかないので、台地にテントを張ってしまった。
 後から単独行の人が来たが、彼によれば、峠までは1時間位とのこと。地図を見てみると、眼前のピークを巻いて峠に出ている。テント地は約2400m位か。今日のアルバイト量から見て、無理しない方がよいだろう。
 明日の行動について討論・結論として塩見へは行くことにする。ビバークの用意、その他、万全を期していくことに決めた。
 早く寝て、明日のために疲れをいやそう。7:30寝る。
以上 杉本
 
 
 快晴。
 三伏小屋まで行かんと、ピッチを上げるも、重荷に峠下30分でダウン。
 ある小屋での落書き
山にのぼるものにくだらいものはない
ページトップへ 03月16日 03月17日 03月18日 03月19日
03月20日 03月21日 03月22日 03月23日
03月24日 03月25日 03月26日 03月27日 1968年の記録