1967年03月25日
戸隠全山縦走(6日目)
堂津岳〜乙妻山手前
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テント場 6:00 ルート工作発 15:45
堂津岳下コル 8:30-8:40 取り付 16:25-16:50
分水コル 9:35-9:45 完了 18:00
1858m 12:10-12:30 帰着 19:00
テント地 14:40    
 
 
 テンバより昨日の続きの尾根を登るが、しばらく行って凍っていて悪くなっているので、右側へ降りてトラバースする。
 堂津岳の支稜を三つ越えると、そこは直下のコルである。妙高山が美しい。
 頂上へは行かず、乙妻へ向かう。約100m登り、200m下る。さらに小さなピークを越すとニグロ沢とニゴリ沢の分水嶺に出る。
 ここからかなり長く急な稜線を登る。小さなピークを三つ越え、四つ目が1858mのピークである。30mほど下り、また100mほど登る。乙妻山の西壁がそびえている。その左には、妙高、火打、焼、金山、雨飾、さらに後立山の連峰が連なる。
 これを下って、また180m位登ると、合の峰からの尾根とのジャンクションになる。
 左へ曲がった所の小さなピークにテントを張る。そこは、乙妻からの最初のコルのすぐ下である。
 陽が当たっているので、シュラフなどを干す。
以上 杉本山日記より
 
 
19670325 戸隠全山縦走(6日目) ルート図
 引き続き尾根を登るが、途中氷っていて相当厳しいので、頂上へ向かわずに右側へトラバースする。堂津岳は南北に長く、東側にいくつかの側稜を持っている。これを三つほどこえると頂上直下のコルである。
 大きなピークと小さなのを一つづつ越すと、ニグロ沢と濁沢の分水嶺に出る。ここから相当急な又長い稜を登る。四つ目のピークが1859mのピークである。
 乙妻の西壁が雄大にそびえている。その左に妙高山群、後立山と山なみが続く。
  二つのピークをこえると次が合の峰とのジャンクションである。乙妻の直下のコルでテントを張る。偵察を出してフィックスする。
 
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