テント場からコルまで下り、右にトラバースしとなりの稜線にとりつく。急な登りだがアイゼンがきいているので苦労は少ない。夏道の通りに行くとまず爪越峰につく。 |
本院岳はトラバースしてからザックをおいて頂上に登る。ダイレクト尾根上部、仏沢、P1尾根が一望の下にみえる。 |
西岳の手前にキレットがある。鎖があるがザイルを使って登る。頂上から西尾根が西側に大きく張り出している。下部が壁になっていてきびしそうだ。 |
P1までは部分的にはきびしい所もあるが、様相は地図からうける印象とは大部ちがう。 |
P2の手前はやはり大きなキレットになっている。最低部におりてP3へ登ろうとするが、ルートがよくわからないため、岩陵を登るのをやめ、沢を偵察し、200m程下り、P3の西側稜の末端からトラバースしてP3とP4の間の沢を登る。P3のピークに立てなかったのが心残りだが、やむを得ないだろう。P2、P3共に東側からみると鬼面のような感がする。 |
P4の降り口が多少木が多く苦労するがあとはなんともない。 |
P5でよく偵察しなかったため、誤ってアブキ第二尾根の方へ降りてしまった。疲労と空腹のためテントを張る。偵察の場合注意してやらなければならない。
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